<最新情報>
【2025.10.12】「原発文庫目録」4~6月分の改訂版です
(現在507冊)6冊増えました
※書名の前の数字は「登録番号 分類記号 (分類番号)」です。また、コメントの最後にあるアルファベットはほかにも該当する関連分類の記号です。
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日本を壊すのは
ゴジラか司法か!
検索キーワードは… ゴジラ、司法
*******今回の新本6冊(詳細コメント)*******
A-3 事故以後の対応及び批判
500 A-3 「ルポ 司法崩壊」 後藤秀典 (2025 地平社)
「電力会社など大企業に有利な判決を書いた裁判官たちが、退任後、大企業の顧問を務める巨大法律事務所に再就職していく。いつの間にかできあがっていた腐敗のシステム。国策には従順、市民には冷酷な司法エリートたちの実態。本格ルポルタージュ。」
A-4 事故の当事者の話
496 A-4 「福島からの手紙 十二年後の原発災害」 関 礼子 編 (2023 新泉社) 「避難を強いられた人、留まることを強いられた人、自主的に避難した人、留まることを選んだ人、帰還した人、避難先での生活を続ける人―。人びとに流れた時間はどのようなものだったのか。人びとはどのような〈いま〉を生きているのか。」
B 原発の歴史と原発事故
495 B 「これからの社会を考えるための科学講義 天と地と人のあいだで」池内 了 (2025 青土社)
「現代科学の難問として「トランスサイエンス(科学を越える)問題」呼ぶ、「科学に問うことはできるが、科学だけでは答えられない問題」があります。」
C 原発の科学
499 C 「2024年度 原子力に関する世論調査 調査結果のお知らせ(要約版)」 日本原子力文化財団 (2025 一般財団法人 日本原子力文化財団)
「2006年度から同じ手法で継続的に実施している全国規模の調査。原子力に対する世論の経年変化を観察できる他に類を見ない調査。」
E 核開発
496 E 「ゴジラ」 香山 滋 (2004 ちくま文庫)
「原作者・香山滋によるゴジラ関連作品の集大成。目次:第1部 ゴジラ ゴジラ ゴジラの逆襲 G作品検討用台本 第2部 獣人雪男」
497 E 「ゴジラは自然の逆襲か?」 池田淑子編著 (2025 大阪大学出版会)
「ゴジラ映画誕生から70年。ゴジラの暴威は、現代人の自然への所業の写し鏡ではないか。時代、国境、そして娯楽映画の域をも超えて魅了し続けるゴジラの意義を日米の研究者が分析する。」
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<「原発文庫」とは>
原発事故直後、学校では『放射線副読本』が配られ、どう教えたらいいのか多くの教師は戸惑い悩みました。当時教師であった私たちは 反省も込めて勉強会を始めました。勉強会で読んだ本や資料、主に会員から寄せられた本のリストづくりを始めました。それは、現場の教師が多忙な毎日の中で原発事故のことやこれからのエネルギーなどについて授業をしたいと考えた時、教材準備 の一助となればということからでした。
また、東京電力福島第一原子力発電所事故から12年が経過した今、事故や放射能汚染への関心は急速に薄らいでいます。かつて店頭に平積みであった原子力関連の本は、現在では書店で探すのが一苦労です。そこで、原発、放射能や原子力(核力、核エネルギー)などについて知りたい方々に活用していただくことも含め、文庫を開設しました。
※お問い合わせは ぐんま教育文化フォーラムHP からおねがいします
(2023年4月12日改訂)