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2023.3.12(日) 高崎城址公園で開催された集会「第12回力あわせる200万群馬さよなら原発アクション」に「原発文庫」を出店しました。貸し出し用に福島第一原発事故関連の最近出版された本を中心に70冊を選びました。その中には、前日「原発をなくす群馬の会」結成総会で講演された福島原発告訴団団長の武藤類子さんと当日お話を聴いたジャーナリストの白石草(ハジメ)さんの著書も並べました。
(「福島からあなたへ」(武藤類子 写真 森住卓2012、大月書店)、「ルポ チェルノブイリ28年目の子どもたち」(白石草、2014、岩波ブックレット))
貸し出しは4冊でしたが、通りがかりにどんな本が並べられているのか見ていくお客さんが絶えませんでした。
(「手紙 お母さんへ」(堀川貴子他、2017、学友会研究所)、「みんなで学ぶ 放射線副読本」(福島大学放射線副読本研究会、2013、合同出版)、「私が原発を止めた理由」(樋口英明、2021、旬報社)、「絵とき 放射線やさしい知識」(飯田博美 安齋育郎 共編、1984、オーム社) )
(※「原発文庫」のその他の本のリストを見るにはこちら)
コブシがきれいに咲く高崎市役所前の高崎城址公園に大勢の人が集まりました。
直近の海洋放出が決まった原発汚染水に関しては、「原発汚染水はどこへー海洋放出の危険性を問うー」(岩佐茂他、2022、学習の友社)を手に取って見ている方が何人かいて、関心の高さが窺えました。中には、買って読みたいと題名をメモしていく人もいました。原発に関連して今どんな本が出版されているのかを知ってもらうためにも「原発文庫」開店の意味があるのではないかと思いました。
18冊本の寄贈もありました。眠っている原発、フクシマ関連の本がありましたら寄贈お願いいたします。「原発文庫目録」で紹介いたします。
12年たった現在でも多く人が原発事故に関心を持って、並べた本を見ていました。
また、貸し本を並べたすぐ横に私たちの活動を紹介する「原発ギャラリー」の看板を立てました。福島第一原発付近の近況を伝える写真や記事を熱心に見ていく人がいて、食べ物の売店が多い中で少しでもフクシマの現状を伝えることができてよかったのかなと思いました。(2023.3.27)
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